凧揚げ

  • 2008/01/20(日) 23:52:06

市の主催で近隣小学校の合同凧揚げ大会があった。
同型の手作り凧を作って子供が思い思いの絵柄を書いた。

穏やかな天気でここ数日の中では暖く過ごし易かったのだが
まったくの無風で凧上げには不向きなコンディション。
完全な無風状態と言ってもいいほど風が吹かない。
どの子供の凧も疲れて走るのを止めるとフラフラと地面に落ちてしまう。

こんな中での凧揚げ大会はまるで調整や根性で競争するノーマルバイクレースに似ている。

300人近い子供とその親たちで大賑わいする河原をがむしゃらに走る子供はいつになく気合が入っていた。
こんなに張り切るのも珍しいくらいだ。

なんとか揚げてやろうと子供の頃を思い出し弱い風でも上がるように入念に糸を調整してやった。
風向きを読んであとはいい風が吹くのを待つ。
やみくもに走りたがる子供を我慢させて気長に待っていると数分おきにわずかに風が吹く。

こういった風の弱い日は不安定に風向きが変るのだが北風が吹くのを待つ。
ワンチャンスで勢いだけで高度をかせぐために糸は思いっきり長くだす。
そして風が吹いたら子供が最高速で走るのみである。

そして、北風がやってきた。
弱い風からやや強く吹いたところで子供にGOサイン。

夢中で走る子供に追いつき一緒に百メートル以上走った。
全力で走る子供に一瞬だけ後ろを振り向かせた。
子供の視線の先には想像以上に高く揚がっている自分の凧があった。
それは誰の凧よりも高く揚がっていた。

おかげで優秀賞という一年生ながらも立派な表彰状をもらった。
体力勝負では今まで自信が無かった子供も「今日はレベルが20くらい上がった!」と自分をポケモンに例えて誇らしげだった。
父ちゃんもうれしいぞ!

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する